子どもと一緒になって大自然に触れられるキャンプはゆったりとした時間を過ごすことができるので、家族とのコミュニケーションを深めるのに最適なイベントです。
また、バーベキューも大自然の中でおいしい肉や野菜を食べられるのが魅力で、子どもと一緒に日常生活では経験できないことを体験できます。
しかし、安全に楽しむためにはいくつか注意するべきポイントがあります。今回は子どもと初めてキャンプやバーベキューを楽しむ予定のファミリーのために、キャンプ場選びなどで気をつけるべきポイントを紹介します。あったら役立つアイテムも紹介するので参考にしてくださいね。
Contents
キャンプ場に行くまでに確認しておくこと
自宅からキャンプ場までの距離を調べておこう
子どもにとって初めてのキャンプやバーベキューは、これまでにない環境で行う大きなイベントです。そのため、子どもが余裕をもってイベントを楽しめるように、体力のことを一番に考えてあげるのが大切です。
車に乗って何時間も走り続けるとそれだけで疲れてしまいます。特に子どもはチャイルドシートを利用していると体を自由に動かせないので、疲れやストレスは蓄積しやすいです。
せっかくキャンプ場にきたのに疲れた状態だと子どもも楽しめないですよね。そのため、初めてキャンプやバーベキューを行うなら自宅から離れていないところがおすすめです。
自宅から少ししか離れていないところでも外でテントを設営したり、バーベキューを準備するのは子どもにとって豊かな経験です。
パパやママにとっても、近い場所の方がトラブルが発生した際も対処しやすいという点も理由の1つです。
レンタルショップの利用も検討してみよう
子どもにキャンプやバーベキューを経験させたいけれど、道具を置いておくスペースがないという場合や金銭的に余裕がない場合はレンタルを利用する方法があります。
キャンプは実際に行ってみなければどんな道具が必要で、どれくらいのテントを準備すればいいのか見当がつかないことも多いです。
このような場合も、道具をレンタルできるサービスを利用すれば気軽にキャンプを行えます。初心者におすすめのセットなども存在するので、近くでレンタルできるところを探してみましょう。
キャンプ場を探す際のチェックポイント
炊事場やトイレまでの距離は必ず確認しておこう
泊まりでキャンプをする場合、夜になると周辺は真っ暗になってしまいます。このような場合テントからトイレまでの距離が離れていると、子どもがストレスを感じてしまうことがあるので注意しましょう。
気になるキャンプ場があればホームページなどに掲載されている地図を確認するのは大切です。テントを設営するスポットから、トイレや水場はどのぐらい離れているか確認しましょう。
炊事場が離れていると食事をつくったり洗い物をするのが大変です。移動が多くなると子どもから目を離す可能性も高くなるので、できるだけ周りを見渡すことができる範囲で炊事ができるキャンプ場を探しましょう。
さらにトイレが利用しやすいことも大事なポイントです。特にオムツの外れたばかりの幼児だと、夢中で遊んでいて気がつくと我慢の限界をむかえていたということも多いです。
予約できるキャンプ場なら、トイレや炊事場が近いところを予約してから行きましょう。
トイレが清潔か確認しよう
普段都会で生活していて虫に触れる機会がないという子どもの場合、トイレで虫が飛んでいると怖がって用を足せないことがあります。
多くのキャンプ場はトイレの綺麗さに気を配っていますが、余裕があれば泊まる予定のキャンプ場のトイレの清潔具合を口コミやレビューをよく見てチェックしておきましょう。
寝心地のよさに気を使おう
テントで寝る際はマットなどを床に敷きますが、普段利用しているベッドや布団とは寝心地が違います。子どもがこの環境の違いに耐えられなければ安眠できないことがあるので注意が必要です。
眠れなければ翌日機嫌が悪くなってしまい、楽しむことができないです。このような問題を解決したいなら、子どものために厚いマットを準備するといった工夫をしましょう。
子どもとバーベキューをする際の注意点
事故が起きないように注意する
アウトドアで楽しむバーベキューはいろいろな経験ができますが、子どもの気分が高揚しやすいので注意しましょう。
普段は静かな子であっても非日常的な時間を過ごしていると、思ってもみなかったような行動をとることも多いです。
事故が発生しやすいのは目を離したときです。バーベキューの準備をしていたり、うたた寝をしたときなど子どもに気が回らないときはよくあります。
パパやママ以外の大人が参加するようなバーベキューでも油断は禁物です。
人数が多いほど他の人がみていると思い、ちょっとした油断から目を離してしまうことも多いです。そんな時は子どもをみる順番を決めておきましょう。
バーベキューが終わった後は、大人が監督になって全員参加型のゲームなどを行うと子供も喜びますし大人は安心することができます。
コンロの近くで遊ばせないようにする
バーベキューで起こりやすい事故といえばヤケドですが、多くの場合コンロの周りで起きることを知っておきましょう。コンロや炭に触れなくても火の粉が舞うので注意が必要です。
中でも気をつけておきたいのが調理器具やトングも熱くなるということ。コンロの場合は炎が目に見えているので危ないということが視覚的にもわかりやすいのですが、熱くなった調理器具やトングなどは見た目では中々わかりません。
子どもが大きい場合は危険であることをしっかり説明し、調理器具には触れないように注意をしましょう。
また、フリスビーやボールなどが火の元に当たると危険なので、広い場所で遊ばせるということも大切です。
最後に、着火剤やライターは子どもが興味をもちやすいので使っていない時は、子どもの手が届かないところに置いておきましょう。
キャンプ中にあれば安心なアイテム
アクシデントに備えておこう
どんなに事故に気をつけていたとしても、思ってもみなかった問題が発生してしまうことはあります。大切なのはあわてず落ち着いて対応することです。
アクシデントを想定してある程度のものは持っていきましょう。
軽いケガは包帯や消毒液などを準備しておくと対応しやすいでしょう。病院に行く場合に備えて保険証も準備しておきまましょう。
キャンプ場から近いところにある病院の情報を調べておいて、スマートフォンなどにメモしておくとより安心です。
夜間に備えた便利グッズ
夜中に子どもがトイレに行く場合、暗い中を歩かせるのは不安だという方におすすめなのがヘッドライトです。頭に装着して利用できるライトなので、手がふさがることがありません。
また、蛍光ブレスレットも子どもが喜ぶだけでなく、暗くなってから子どもがどこにいるかすぐに分かるのでおすすめです。この他、LEDランタンも便利なグッズです。
子どもだけが先にテントで寝る場合も、LEDランタンならガスやガソリンを使っていないので安心して持たせることができます。明るさを簡単に調整できるのも、おすすめのポイントです。

安全な環境の中で子どもと一緒にキャンプやバーベキューを楽しもう
今回紹介したように子どもと一緒にキャンプやバーベキューを楽しむならば、何よりもまず安全な環境を整えることが大切です。もし、トラブルが発生した場合でもすぐに対処できるように、包帯や消毒液なども持っておきましょう。
また、夜間に備えて子どもが安心して過ごせるようなアイテムを準備しておくのも、家族でイベントを楽しむための大事なポイントです。万全の準備を行い家族みんなで楽しいキャンプを楽しみましょう。